数日前に往復した道を、またまたやってきました。大阪。
今日は大雪なんて話もあったけど、道中、雪も降らず。
スムーズに到着。
明日は山中さわお初大阪ライブ。
なんか、もう、単発の大阪なんて余裕っすわ。カミナリグモの強行スケジュールに比べれば。
しかも、こちらのBAD MUSIC号の快適なこと。
車内は広いし、きれいだし。
ナイス、BAD号！
話変わって。
最近、定食屋にて。
定食の付け合わせに冷奴がでてきて。
で、テーブルの上にある醤油をかけ、一口 。
うっ、これソースじゃんか…………
ってな経験ない？
冷奴にソースはちょっときつい。
目玉焼きにソース。
基本醤油派の俺だが、パンのときはソース派。
問題なし。
うどんにソース･･･これはちょっといやだな。
大根おろしにソース･･･ダメだこりゃ。
刺身にソース･･････これは完全にダメだ。絶対ナシ！
いやね。
なんでこんな事書いてるかというと。
ふと、20年程前のある出来事を思いだして。
その当時、バンドやりつつ、バイトで生計を立ててた若き日の俺。
当時の仕事、川崎駅にあるファッションビルのレストランフロアーで、和食店のウェイター。
そのフロアーにはいろんな飲食店が。
うちの店の隣の隣には、鉄板焼屋さんがあって。
ある日のランチ時。
開店10分前。
その鉄板焼屋の店長がうちの店にやって来て、
「うちのホールの子、急に来れなくなっちゃって。誰か貸してもらえませんか？」
とうちの店長に。
先方の店は、ホールは一人でまわしてるらしいんだが、その人が来れなくなったと。
一大事じゃないか。
うちの店長、
「今日はこっちは人いるからいいよ！」と。
「じゃあ、鈴木！よろしく」と。
しょうがない。
和食店のエースウェイターである俺がヘルプで行くことに。
で、向こうのランチメニューの説明など受ける。
「この冷蔵庫の中にある、このペットボトル。セットドリンクのアイスコーヒーと烏龍茶ね」
ふむふむ。
「で、ミルクとガムシロップはここ。そんで、これがサラダのドレッシングで、このペットボトルが和風ダレで…………」
ふむふむ。
うん、余裕っす。で、開店。
しばらくすると、目が回る忙しさ。
馴れない店ながら、私、エースですから。
しっかりこなしました。
ピークを過ぎ、落ちついたころ、顔見知りの、このファッションビルのフロア長来店。
無事食事も終わり、食後のドリンク。
グラスに氷を入れ、冷蔵庫からアイスコーヒーのペットボトルを取りだし、注ぐ。
忘れずにミルクとガムシロと……よし、完璧。
「どうぞ」
すると………………
いきなり、むせるフロア長。
………………そう。
グラスに注いだアイスコーヒー。
実は、同じようにペットボトルに入ってた、和風ダレだった……
思わず吐き出すフロア長。
鬼のような顔のフロア長。
すみません……
同じペットボトルに入ってるんですもの。
初めてのお店ですもの。
ぱっと見、区別つかないっすよ。
どっちも同じような黒色だしさ。
和風ダレもコーヒーみたいにサラサラだし。
フロア長、静かに、かつ冷静に店長を、呼び、「これ」とグラスを指さす。
一口すする、鉄板焼店長。
キッ！！
二人の視線を浴びる俺……。
以後、その店から、ヘルプのおよびはかかりませんでした……。
てな事を、ソース味の冷奴食べながら、思いだしたのさ。
醤油とソースを間違えるくらい、どうってことないね（涙）。
明日、頑張ります。
